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種族の優劣を決める争い。それは個人より集団を優先する時代の象徴であった。
ヒューム・エルフ・ドワーフ・バーバリアン・アチューシャ・リニム・スペルト・ウォーレン・キンス・ドラゴンナイズ……。
争いの舞台に生まれる『星を揺るがすもの』そして『神の子』。
二人の登場はログの示す通り、星の記録の筆となる。
白い右目と黒い左目、どちらも大切なもの。だが、二つは同時に存在してはいけないもの。
授かったのは二人、消えるのは…………どっち?
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矛盾
7・10
通学の途中に一匹の猫を優しく撫でる。それが僕の日課。
昼休みに三階の男子便所の便器(大)を舐めた。
教室の椅子には画鋲がある。あると知っていても座る。座らなければ教室の隅で鼻血が出るまで殴られる。覚悟を決めて座る。殴られるよりはマシだから。不思議だ、今日はまったく痛くない。ついに痛覚も麻痺したのかな。でも、叫び声はあげる。
クラスは、暖かい笑い声に包まれた――。 |
......ポメラニアンに触れる。 |
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