グダ
始まりの事(題不明)の中に出てくるもっとも巨大で元となるこの怪物、グダは世界の存在の基本である粒子、またはそこから生まれるあらゆるものを意味している。
あらゆるもの殆どの祖であるこの怪物はそれがすなわち全ての星である。また、星には大地があったり海があったりする。物語ではこれをグダの化身が作ったとしているが、実際は星ができていく中で成り行き的にできたものである。そして星達が一つに集まっていく様はまさに宇宙の消滅の姿を象徴しているものである。
ユメリ
ユメリは存在的にはグダと違うところにできた塊である。つまり、粒子たちは基点である無の付近で塊を精製するが、それは一つとは限らないということを示している。
またユメリはもう一つの意味も持っている。それは精神というものである。精神というものは大まかに言うと脳が機能し、構築したその者の行動理念や思想などの人格といわれるものと本能や反射などと呼ばれる脳の基本的な機能のことを意味する。それも存在が形作られていくうちに偶然的にできたものであるが、幻想的に考えたいときに魂などを出すためにユメリ、つまり神が与えたとしている。ユメリは幻想的な物語を作るための設定を作るために、重要な存在となっている。
黒
黒とは何か。それは空間、宇宙空間である。また、そこには未知の元素も含まれているとしたりもしているが、それはあくまで想像の賜物に過ぎない。果てしないと書いてもいるが、果てはあるものと思われる。しかし、存在している限りそれは果てにたどり着くことはできない……のだが、物語中ではたどり着いたりもしている。
時間
空間があってこそ存在するもの、また時間が存在するということは空間が必ずあるということでもある。実はこのことも世界には完全の無と有が共になっているということの証明にもなっている。なぜなら時間が存在しないなんてことはありえないことだからである。
人間
人間は別に神に創られたというものでもない。様々な構成元素の反応と機能によって偶発的に出現したものである。しかし、それでは物語的にどうよということなので物語の中では怪物とユメリに作られたことになっている。
PR