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【2024/11/22 00:54 】 |
未来の種類

未来の種類
 
 
1:未来は「結果」で構成されている
 
 因果関係などとカッコイイ言葉もあるが、過去・現在・未来は“原因”と“結果”で成り立っている。人間の会話や言語中では未来に起きる事柄を『~なら~になるよね』などと“原因”として表現できる。しかし、事実的に考えるとあくまで『~なら』という「仮定」のことなので実際ではない。やがてその予想が的中したとしても、その時はすでに「現在」なのである。
 従って、未来が「原因」となることはありえない。
 SFの世界などを用いてこれに反論すれば『未来からドラえもんが派遣されてきたから現在ののび太が100点を取れた』という未来が原因となる現象を上げられる。しかしこの場合、「未来は現時点で存在している」ということを前提にしなければならない。実はタイムマシーンが現実で作れない理由はこの辺にある。人は「未来」を楽観的に捉えすぎている。
 
 未来は現在、存在している。というか未来など、条件さえ満たせば完全に予測することも可能だ。して、その条件とは『現時点での“全て”の状態を知ること』である。少しいじって疑問文に言い換えると『小さきは電子から、大きくは宇宙全てまでの現状をあなたは把握できますか?』ということになる。完全な未来を知る場合、電子の動きを一つでも見逃してはならない。一つ見逃せば連鎖的に予測は外れてしまうであろう。
 できないよ。できてたまるかという話です。しかし、そこまでできれば未来を知る準備が完成します。あとは知ったと完全一致のタイミングで未来を予測すればおk。
 はい、さらっと言いました。
 完全一致のタイミングで予測? できてたまるかというわけですよ。つまり空間的(存在的)・時間的な問題を100%成してこそ、完全な未来を知ることができるということ。
 「完全な未来」でなければ、ある程度は未来も予測できる。未来の規模が大きければ大きいほど、より多くの情報が必要となる。
 *尚、本当の完全とは「0」以下も知り、「∞」以上も知るということなので実際には実行不可能である。
 
 少し脱線したが、上の通り、理論上は「完全な未来」を知る事ができる。しかもそれは100%の条件達成を成せば100%確実な答えとなる。これを完全予測と呼ぶ。
 「完全予測」から導かれる答えは違う事はありえない。よって、未来はその予測に準じる(完全予測は別の同じベクトルの完全予測と必ず一致することもその根拠となる)。
 そして完全予測から導き出される未来からその次の未来を完全予測し、そこから導き出される完全予測からその次の未来を……と、繰り返す事でより先の未来も知りうる事ができる。
 
 完全予測の逆に過去の状況を知る事を「完全回帰」と呼ぶ。
 完全予測の行き着く先は0であり、完全回帰の行き着く先は∞である。0=∞であるので(世界観参照)、両者は紙の上では接していることになる。
 これらは「時間輸送(いわゆるタイムマシーンなど)」についての説明の基礎となるが、それについては別項に譲る。
 
 
 
2:未来の種類
 
 いきなり分類してしまおう。未来には、“確定未来”と“通常未来”がある。
 “通常未来”はあたりまえに「未来」を意味しており、特に説明する余地は無い。つまり、“確定未来”の説明をすることが“確定未来”と“通常未来”の区別になる。
 
 “確定未来”とは。一般的に考えて例外となる答えを除き、それ以外に結果がありえないものを呼ぶ。『1+1=2』を例とすれば、これの『=2』の部分が“確定未来”にあたる。例外となる答えとは、『1+1=田んぼの田♪』などがそう。
 “確定未来”について、ここで誤解してほしくないことは『1+1=2』という計算式の答え自体が“確定未来”であり、それを紙に書く手間や、画面に表示されるという事実、頭に思い浮かべる瞬間はそれに当たらないということだ。例えば紙に書く場合、「=」の時点でインクが切れてしまうといったケースが起こりえる。そしてそれは例外の答えではない。
 『1+1=2』であることは計算する前から決まっている。たとえそこで計算しなくとも、いつ考えても『1+1=2』なのである。つまり「原因」が発生した時点で確定する答え・結果こそが“確定未来”ということである。
 言語が変わり、数字を用いないで同じことを表したりする場合もあるじゃないか……などということは論外。ここで理解してほしいのは“確定未来”とはどういうものかということである。そもそも数字や言語などは人間や人間が確認しえる世界でのみ通用する事なので、それをこの世の常識と履き違えることは危険である。これについては別項で詳しく語ろう。
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【2010/05/25 01:00 】 | COINS:GUDA 様々な予測 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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