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「戯れ言」「不解」と呼ばれる凡人。凡人がなぜ紹介されるのかというと、彼が「最悪」そのものだからである。 彼は決して強くもなく、天才でもない。財力もない。では、何があるのかというと、“とてつもなくネガティブ”という性格なだけである。 ただ、そのネガティブはある種予言じみており、結果的に見れば「計算」の天才……なのかもしれない。 逃げたり連れ拐われたりするうちに様々な地に出現し、様々な「最悪」を残してきた。何よりもやるせないのは彼の行いが「話をした」だけであり、実行はもちろん、計画犯にもなりえないことである。
いつか罰せられるのか、またそれは正しい事なのか……。 どのみち、最後に彼を裁いた人間も「誤審」という罪悪を背負うことになる。