# ブリュン=ヒルデ
ヨーワンに拠点を置く「楽園の世会」代表“大天使”。もちろん、ほんとの天使などではなく自称である。
“最高の体”とうたわれるように、そのスタイル・美貌・声・オーラ・フェロモンは他の生物を圧倒。究極と呼ぶに相応しい“女”である。そして、“最高の体”は何も女としての資質だけでは語れない。その筋力・俊敏性・感覚全てが常軌を逸しており、白兵戦における「世界的にもかなり凄いね」程度の兵じゃ相手にならない。
武器は聖域(彼女専用の椅子とスペース)の後ろに飾られている巨大な「羽の生えた(男)天使の十字架」。総重量実に873kgのこれを片手で振り回す(彼女曰く、やけに固いこの十字架の材質は“ブリュンヒルデ”だそうな)。
弾丸すら軽く叩き落すので彼女に触れるのも困難。間合いを抜けて懐に入っても彼女の麗しい五体自体が恐ろしい凶器なのでセーフティなどありえない。 得意技は十字架を投げつける攻撃。これは聖域で使用すると室内照明と部屋の僅かな歪み、十字架の回転によってほぼ回避不能となる。これについては細かく本文で触れなくても良い。また、十字架をX型に高速で回転させる攻防一体の技も厄介。
基本的に攻撃は体ごと回転させる技を多用する。これは遠心力利用のためもあるが、見た目が優雅だという彼女なりの理由もある。
普段は「~ですね」「~ですよ」などと話し丁寧だが、ブチ切れると語尾はそのままに相手の呼び方が「あなた」から「てめぇ」に変わったり、「頭蓋骨ブチ割ってあげましょう」など中々激しい言葉を使う。 尚、「~ですわ」などの“お嬢言葉”は使用しない。あくまで清楚に、低姿勢な中の迫力。
普段笑顔にしておいて、切れたときに物凄いにらみ顔を1コマ入れるとおもしろいね。
十字架を「夫」と呼ぶのは生涯唯一の恋人(自分で殺った)がこの中に入っているから。きっと十字架の中は大変なことになっているのでしょうね。
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